球軸受けのパラメトリック解析
概要
球軸受けでは、シャフトを回転させる過程で外輪も回転してしまう現象(クリープ)が起こり、周りのケースを削って摩耗させる場合があります。このクリープを予測し抑制するような設計をすることが非常に重要になります。
本事例では、球軸受けの寸法をパラメータ化してモデルを自動で作成し、球軸受けが回転する際にケースに加わる圧力や外輪の挙動などを解析により再現しました。
- 『パラメータ』を使用したモデル化の自動化
- エクセルGUI画面での簡単操作




技術情報
使用ツール
ANSYS Mechanical APDL 2020R1、Altair HyperMesh 2017
キーワード
パラメトリック、自動化、ANSYS、マクロ、球軸受け、ベアリング、クリープ
詳細
解析モデル

1.『パラメータ』を使用したモデル化の自動化

2.エクセルGUI画面での簡単操作
①~③の順番でボタンを押すだけで全てが実施可能。作業の効率化・自動化が実現できる。

解析結果



側面(倍率1500)

中心断面(倍率1500)

事例は以上です。